まず前バージョンからの大きな変更点は
・パラメータの細分化(アイコン表示から文字表記に)

これに加えて、
・各種パラメータをボーナス値の割り振りにより伸ばすことが可能にこれについてはまぁ、プレイ選択肢の幅が広がったと考えて良さそう。
Vitalityなんかは1点振ると体力が20増えるので、直接的な影響で生き残りを体感しやすいので振っていくのも良さそうだ。
Strengthは近接攻撃の威力、Dexterityは攻撃速度と弓の威力、Intelligenceはマナの最大値と回復力を増加するみたい。
あとはLuckは多分回避率とかだと思うのだけれど、ConstitutionとかStabilityがなんなのかいまいちわからない。
健康とか安定性みたいな意味の言葉っぽいけど、なんだろう。
・魔法のチャージ化と新キャラ:魔法使いの追加
今回のアップデートでの目玉の一つでもあるが、物議を醸すような追加要素でもある、魔法使いの追加に伴って調整された魔法のチャージ化。
スキルボタンを押せば気軽に使えていた魔法が、ある程度ゲージを溜めないと自分にデメリットが発生したりして、なかなか扱いづらい要素になった。
その代わり強力なLightningやSpiritsといった追加魔法が増えている。
Lightningは新キャラ魔法使いの初期習得魔法でもあるが、1ダメージが10ヒットくらいしてなかなか強い。たぶんスライムを確殺できる。
しかしチャージ不足だったり、途中で妨害されたり、対象不在で行き場を失うと自分にそのまま返ってくるというハイリスクな魔法で、
その攻撃範囲も分かり辛いため触りたてだと何度も自分の魔法で感電死する。(諦めたときに即死ねるのはある意味で便利だが・・)
魔法チャージ中にDキー(スキル入れ替えキー)を押すと
魔法をキャンセルできるので、当てられるか判断して中断は重要なテクニックになると思う。

Lightningは敵の視覚範囲内程度なら、敵との位置角度に関係なく当てられる。
なので比較的下方の敵に対して強い。敵が登って来れないが視認される程度の範囲で撃つと一方的な攻撃ができる。
崖掴み状態や、はしご昇降中でも使えるのは救い。
しかし魔法使いのなによりの欠点はその体力の低さ。魔法による事故も相まって非常に脆い。
スキルも直接的に生存率を伸ばせるようなものでもないが、Spellの二段階目の
Speed Castはそれなりに有用か。
でもWandの一段階目を取っておくと杖が壊れなくなるようなので、杖を主力にするならこちらを伸ばしていくのもありかもしれない。
発動がランダムで運に左右されて意図した行動を取り辛かったり、マナの管理もしていかなければいけないため、かなり上級者向けだろう。
現バージョンで一番使い易いのは防御面で秀でる戦士キャラかなーと自分は思う。スキル振りは
AngelicWings→
DefensiveStance→
Bulwarkが安定。
たいてい一回は高いところから落ちて落下ダメージを負うので、
AngelicWingsを最初に振っておくのは自分にとっては最も効果が大きい気がする。
DefensiveStanceはあまり有効に使えてないけど、
Bulwarkは被ダメをかなり防げてるように思うので、効果量ははっきりわかってないが振っている。
あとはVitalityとか振っていく。やり込んでいくならオーバーヘッドスイングや下突きができることもかなり嬉しい要素なのだが、森がやばすぎてまず突破を最優先事項に。
・新マップ ForestこれまでのVaganteは三大ボスを撃破することが目標であったが、さらなる強敵が待ち受ける新マップ
森の踏破が新しい目標になったといえよう。
しかしこれがマルチプレイに対応したことによる調整バランスのためか、尋常でない理不尽さで襲い掛かってくる。
ともかくダメージが痛い、敵が湧きすぎ、しかも硬い、動きは素早く攻撃精度・密度ともに高いという数十苦。
森の敵は群れの中に突っ込んだり、近接するときつい場合が多いので基本的には
弓が対策になると思う。

ゴーレムなんかは移動自体は遅いので、弓の連射でわりと安全に狩ることができる。だが非常にタフなので弓にエンチャントがついてないと結構面倒。
漂ってる霊魂やら、植物やらも敵の感知範囲外から弓で仕留めれば安全に狩ることができる。

鳥は囲まれると厄介すぎるが、距離を保ちながら執拗に追いかけてくる性質を持つので、通路に誘い込んで上手い位置関係を作り出すのが得策か。
矢を撃ってくる獣人的なやつは、動きは素早いが弓を構える際に間があるのでそこを攻撃すれば行動をキャンセルさせられる。
間に合わない場合は物陰に身をひそめてやり過ごす。これを繰り返せば良いのでそれほど脅威度は高くないだろう。
マナが潤沢にあれば鳥の敵と合わせて、森での
Uses mana to reflect projectilesが神エンチャントと化す。
あと壁の上に登れると手に入るチェストがいくつかあるので、壁掴みor空中ジャンプのエンチャントも有用性が上がった感触。

問題はこの植物。喰われたときの抜け出し方がわからなくて毎度即死するのだけれど、これ反撃系のエンチャントが防具についてないともしかして抜け出せないんだろうか。
広範囲に及ぶ柔軟な動きで捕捉してくるので躱すのも至難の技で、配置によっては避けて通ることもできず、こいつが最もどうしようもない脅威。
どうすんだこれ。
・追加エンチャント新しく拾った中で良さそうだったのは、頭についてた岩から身を守る、的なエンチャント。落下物の即死トラップを防げるなら良さそうだなぁ。
弓矢の軌道が分かるやつとかコイン吸い込みとか、面白いけどそれほど戦力的には役に立たない気がする。

使い魔系のエンチャントに種類が別れたようで、赤はダメージを被ると有効化されて周囲を回って攻撃、青は今まで通りのデモニックファミリア、緑は被ダメ時回復っぽい。
赤ちょっと鬱陶しい。
あと前バージョンから効果が良くわかっていないのがRenders wearer なんとか incapable ~ impaled的な文面の防具についてるエンチャント。あれの効果わかる人いたら教えてください。
・レイアウトの変更マルチプレイ向けのためか、簡易マップが消されて体力表示の位置が固定じゃなくなり、表示自体小さ目になったのはちょっと見にくくなってしまってマイナス。
レイアウトは前Verの方が見栄え良くまとまっていたように思うなぁ。
その上ログ出力機能のせいっぽいのだけど、ゲーム中にわずかにラグが発生することがある。わずかなミスが死に直結するゲームなのでこの仕様は現Verの難点。
こういう部分はオプションで切り替えられるようにしておいてほしいなぁ。ログってそもそも何に使うんだ。
魔法チャージ化、Forestのマルチプレイ向け難度調整、レイアウト関連、・・どちらかといえば遊びにくくなった面も多く見受けられるが、
理不尽難度な場面とログ出力による硬直を除けば、やり応えが増してより奥深くなったと思える。正統進化し続けてるなーVagante!
しかし植物の凶悪さは希望が見えない・・。体力240くらい蓄えて森に入ったのにごっそり持ってかれて死んだもんなぁ。
まぁ今日ぼちぼちやっただけなので、また別の日にやったときに発見があるかもしれない。

余談 そういえばこのドラゴンさん、水場だと火の球を消せる&急降下による震動もくらわないので、この位置で戦うのがけっこうおいしいという攻略を見つけた。

この笑顔を守りたい ああ~~こころがぴょんぴょんするんじゃ~