
『
東方魔幻想』やってました!
VX製の東方二次創作、会話はところどころ味がでているがストーリーはほぼない探索討伐系のRPGで
旧作・書籍等を除く星蓮船までの65キャラのうちから自由に8人までを選んでパーティを組めるという凄まじいゲーム。(実際には討伐目標キャラをパーティに入れる必要があり、1~3人分の枠を割く必要があるのでメインで使えるのは6キャラくらいが安定)
行動の自由度が高くマップがVX製とは思えないほど広く感じられる作り込みで
探検ゲームとしても非常にワクワクさせられる。
画像①:そうそうたる面々・・
画像②:最初に組んでみた紫色パーティ
画像③:最終的に使ってたパーティ
◆とても優れているところ
高速化機能が充実していて、SHIFT戦闘の速度が凄まじい速さ。
準備さえ整えれば雑魚戦はまさに一瞬で勝負がつく。エフェクトが凄い勢いで流れるのでやけに爽快。
さらに、とあるメイドの月時計を手に入れるとゲームのFPSすらいじれるようになる。
これがもう革命的にプレイが快適になってパナい。
キャラクター毎にスキルや性能さが分かれていて、スペカ選びも楽しい。
◆残念だった部分
高速化が便利すぎるせいか、アイテム集めにちょっと興じていただけでレベルも凄い勢いで上がってしまい、ボス戦も一通りオートでこなせるくらいにぬるくなってしまった。
装飾品に%アップのアイテムがあるせいか、重ねてつけるとインフレ起こすせいかもしれない。
あと人里で買える鎧が万能すぎて、個別にある防具が製作難しいのと耐性の薄さで魅力がなかった。
また、せっかくキャラが多様なのに、レベル差が埋め辛く一度決めたパーティから乗り換えにくい。
付け替えの手間や装備代を考えても、選んだキャラ以外がまったく活かせないのは勿体ない。
キャラの相性効果、このシステム自体はいいのだが効果が一律5%上昇or下降なので、
相性悪いキャラ同士で使いたくないしどうしても相性の良いキャラを合わせたくなる。
これはキャラ選びの自由度を損なってしまっているような印象。
「盗む」持ちの中でも一部のキャラが優秀すぎて、図鑑を埋めるとなると盗みキャラ枠が固定されてしまうのもキャラ選びを狭めている。
あと属性やら状態異常大杉です(人のこといえない)
まぁこんな文句が多いほど、ポテンシャルが非常に高くめちゃくちゃやり込めるゲームであるともいえる凄まじい作品です。
★ちなみにマイパーティ
・こあ
防御寄り、何でもこなせるバランス型
魔力の伸びも良く、SGを消費しない範囲魔法や3回攻撃魔法を持ち、
雑魚殲滅にもボス戦でもいい活躍してくれました。さすがお付き。
・パチュリー
メイン火力。どの作品でも典型的な魔法使いキャラとして扱われるが、この作品でも例外なく
魔力が伸び、物理防御が弱いわかりやすい性能。
最初から物理属性に対して弱点が備わっているのだが、
人里の鎧をつけるとそれが補われ、再生結界と合わせて鉄壁に。
EXチャージすると賢者の石グラに変わり、凄まじい全体連撃を浴びせる。
属性符多様で技選択も面白いがほぼこの子単騎で薙ぎ払っていった・・。
・優曇華
アイテム効果アップ能力持ちを活かし、敏捷特化アイテム係。自然癒と一緒の役回りじゃねえか!
どの作品でも全体的にステータスを活かせるタイプやな(器用貧乏)
EXスペルからのラストスペルはちょっとかっこいいけどあんま強くない。
全体攻撃がないので、高等自然魔法覚えさせると使いやすくなった。
・てゐ
キャラ相性だけで選択したものの、あまり性能はヨクナイ。
盗むが使えたり、全体補助ができたりするがいまいちな活躍ぶり。
しかし最終的に通常攻撃に状態異常つけまくって嫌がらせするという、てゐらしい戦法に行き着いた。
貫通技がないのでジャッジ覚えさせるとメタル狩りにも良さげ。
■ともかくとして
非常に遊べるゲームでした。個人的に最高に好きなタイプのゲーム。
でもやっぱり、能力値の伸びはある程度制御した方が良いですね。
%アップ系の装備や、ステ振り系、レベルアップの必要経験値などなど、
こういう要素が重なると乗算的に能力値が増えてしまったり、
一点で伸ばしやすくなってしまうので、バランスとりが難しくなります。
ある制限下の中で攻略する楽しみ、というのがこのゲームはなかなか見出しにくかった、というのが
もったいないところかもしれないです。プレイヤーが自ら制限をかければいいことではありますが・・
やっぱりプレイヤー側としては全力を出し切った上で、辛くも自由度の高い難易度というのを求めたいとこですよね。逆に言えばそういうゲームを作りたい・・。
まぁまじでいいゲームでした。これは誰かと語り明かしたいレベル!